大型バイク乗りにとって憧れといえば「ハーレー」で、誰もが一度は所持したい、乗ってみたいと思っているはずです。その理由としてはさまざまなものがありますが、シンプルに突き詰めていくとかっこいいからといったものがあります。まず武骨でありながらスタイリッシュさを感じさせるデザイン、大排気量空冷OHVとV型ツインエンジンによる独特の音、これらに魅せられた人は多いです。
バイクとしての性能だけを考えれば、国産でも充分ですし、むしろ購入や維持、メンテナンスなどさまざまな部分で価格的に見れば、ずっと安価になります。しかしながらハーレーの魅力、メリットはそういったところではなく、男の憧れや夢を実現したフォルム、存在にこそあると言えるのかもしれません。
バイクとしての性能だけではなく、アイデンティティや理想の実現など、さまざまな部分で考えていくと自然と選ばれることが多くなります。満足感や優越感、なによりも運転している姿の格好良さは他に変えることのできない特徴です。バイクに関しては実用性だけではなく、趣味や好みといった部分が大きくなるので、自分が納得した品であることが大切になります。夢とロマンを追求して形にしたバイクがハーレーで、かっこいいところが最大の魅力です。
ハーレーのメリットは高速走行
ハーレーのメリットを考える際に、一番大きいのは高速走行で安定することです。大型バイクの場合、意外と安定しないことが多く、ちょっとバランスを崩しただけで転倒したり、スリップしたりすることがあります。これは風圧がかなりのものとなり、まともにそれを体で受けてしまい、乗っている人がそれでふらつき、車体もその影響を受けるためですが、それを避けるためには、膝でタンクの部分を挟み、乗っている人とハーレーが一体になることが求められます。ハーレーの場合、それがしやすいというのも高速走行がしやすい理由です。
大型バイクの中にはスピードを意識した設計をしているものがあり、風防になるものがついていて、そこまで頭を下げる必要はありませんが、ハーレーはそうしたものがないため、重心を低くして乗る必要があります。そうした時でも重心がしっかりとしているため、多少姿勢を変えたとしても問題はありません。そうした高速走行での扱いやすさという点でもメリットとなります。それ以外の大型バイクに乗っていた時とは乗り方も違うため、慣れは必要となりますが、まずは1速、2速と試していき、自分に合った乗り方を模索していくことをおすすめします。
故障が少ない国産大型バイク
国産大型バイクは400cc超の排気量のバイクであり、一般的に750cc以上を指していることが多いです。600ccなどのミドルモデルも大型になりますが、ビッグバイクを夢見た人はリッターオーバーに乗りたいと考えるのが普通かもしれません。四輪の場合だと免許を取得すれば、すべての普通車に乗ることができますが、バイクだとそうはいきません。国産大型バイクに乗るためには大型免許が必要になるわけですが、これはメリットとも考えることができます。
大型二輪が必要になるゆえの優越感を得ることができますし、何より大型免許を取得することで技術が高くなります。国産大型バイクは性能がよく、低速・高速ともに申し分がありませんが、どちらかというと低速型の味付けです。日本の道路で時速200kmなどで走行するのは現実的ではないため、市街地を快適に走行できるエンジンの味付けになっているのです。
低速トルクが太いので安定性があり、ふらつきにくいのがメリットとも言えます。国産大型バイクのメリットには壊れにくさもあり、耐久性やメンテナンス性にも定評があります。特にビッグマシンはエンジンに余裕があるので、故障しにくい傾向が強いと言えます。
なぜハーレーが人気？バイクの王道たる理由
大型バイクの中でもダントツの人気を誇るのがハーレーです。ライダーならずとも知られたバイクで、海外はもちろんのこと日本でも高い人気を誇ります。
ハーレーには一体どんな魅力があるのか、これは人によって感じ方は様々ですが、多くのライダーに共通して見えるのは、ハーレー特有の鼓動に魅力を感じていることです。アメリカンの中でも特に個性的なサウンドを奏で、エンジンの音に魅せられてファンになるという人は多いです。不安定なサウンドながらも、それがまるで生き物のようでもあり他のバイクにはない良さとされています。
カスタムパーツが豊富でいじり甲斐があるのもハーレーの良さでしょう。バイクの楽しみ方と言えば自分の好みに手を加えていくことですが、中でもハーレーはパーツの種類が豊富です。細部まで細かく替えていく楽しさがあり、世界に一台だけのオリジナルを作れます。いくらでも手をかけることができるバイクですので生涯にわたって楽しむことも可能です。
ハーレーならではのステータス性も人気の秘密です。誰でも名前を知っているバイクであり、ライダーになる入口がハーレーだったという人も少なくありません。そして人気が高くステータス性があるためにハーレーを目指して大型免許を取得するケースも多いのです。
バイクの王様とも言える存在ですので乗っていて気持ち良さを感じるものですし、注目度も高いために振り返って見られることもあるでしょう。それだけ存在感が強いバイクで一度は乗ってみたいと考えるライダーが大勢います。
フィルタ交換
ハーレーのオイル交換をする際には、もう一つ気を付けておかなくてはいけない事があります。 それは、オイルフィルター、別名エレメントの交換についてです。
ハーレーのエンジンオイルには、金属分や炭素などの不純物をろ過する働きがあります。 この不純物は、オイルフィルターを通してろ過され、エンジンオイルの品質を保っています。
このため、フィルターが汚れると一気にエンジンオイルの品質が悪化するため、オイル交換の際には、フィルターの汚れもチェックする必要が出てくるのです。 オイルフィルターの交換の目安は、明確には決まっていません。
エンジンオイルにどれだけ不純物がたまるかは、その人がどうハーレーに乗っているかにも左右されます。 多くの人が、エンジンオイル交換2回ごとにオイルフィルターの交換を行っているようです。
もちろん、常に綺麗なオイルで走りたい場合は、毎回交換してもかまいません。 オイル交換時にエンジンオイルが綺麗なら交換しない人もいるようですが、やはり早めの交換がおススメです。